お彼岸とは
夏にお盆を行ったのに、またお彼岸?と感じている人はいませんか?
そもそもお彼岸とは?意味を復習してみましょう。
よく「暑さ、寒さは彼岸まで」と季節の変わり目をめどにする言葉として使われていますよね。
残暑の暑さもお彼岸のある9月の20日前後ですと、少しは暑さも柔ぎ、
夕方や朝方など涼しさを感じるますよね。秋だなと実感させられるのもこの頃です。
お彼岸の時期
時期的には、春のお彼岸は春分の日を挟んでの1週間前後、
秋の秋分の日は秋分の日1週間前後を挟んでの期間になります。
その期間が「お彼岸」と言われますので、その期間にいつお彼岸を行っても構いません。
またお彼岸の初日を「彼岸入り」と呼び、終わりの日を「彼岸明け」と言われるそうです。
俗世界の日々は、気候だけでなく、煩悩に苦しみます。仏様は、気候だけでなく、
「暑さ、寒さも彼岸までだよ。辛いのも今だけだよ。」と励ましてくれるているのです。
「朝の来ない夜はない」と近い意味合いもありますね。
辛いことがあっても、いつかは解決するよ、時間が解決するよと仏様は、見守ってくれるのです。
そんな意味合いがあると知ったら、お盆に行っても、
またお彼岸にお墓参りに行っておこうかなと思い直しますよね。
なぜ、お彼岸に墓参り?
なぜ、お彼岸に改まってお墓参りをする慣わしがあるのでしょう。
それは、太陽の入り具合によるものです。
太陽が東から昇り、西に沈みますよね。
しかし、夏は日が長いので、夜でも6時、7時位まで明るいですよね。
また、冬は夕方4時くらいですでに薄暗くなり、5時くらいには暗くなってしまいますね。
お彼岸とは、その昼と夜の長さがちょうど同じ位の割合になる頃で、仏教の教えに関係してきます。
仏様のいる悟りの世界を彼岸といい、東にあるそうです。
私たちが生活するこの世は、此岸(しがん)というそうです。
それは西にあるそうです。
この日の入りの時間帯が近いことで、仏様に願いが通じやすくなると言う言われで、
お彼岸として先祖や仏様を供養する事らしいのです。
明るい時間帯と暗い時間帯がちょうど同じ位だと、
願いが通じるなんてちょっと神秘的な感じさせしますね。
しかし、このお彼岸というならわしは日本固有のならわしで、他の仏教国ではないそうです。
きっとそれぞれにお彼岸に変わる慣わしはあるんでしょうね。
また、農作物の豊富な収穫を願う意味合いもあるそうです。
春分の日は、自然物を敬い、秋分の日は、ご先祖様を敬う意味があるようです。
お供え物は?
さて、そんな収穫を感謝して頂くお供えものとして「ぼたもち」、「おはぎ」がありますよね。
この名前の由来は、花にちなんだもので、春分の日は、牡丹の花にちなんで「ぼたもち」と呼び、
春分の日は、萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ぶそうです。
また、使用するあんの小豆も秋に収穫がされるので、取り立ての小豆を使うので、
皮付きのままの粒あんを秋の「おはぎ」に使用され、
収穫から時間が経ってしまった小豆をこしたあんのこしあんは、
春分の日の「ぼたもち」に使われるようです。
しかしこれは、あくまでも一般的な事で、地方によって呼び名が変わっていたり、
きな粉をまぶした「ぼたもち」、「おはぎ」もありますね。
お彼岸のお墓参りマナー
さて、お彼岸に「おはぎ」、「ぼたもち」を用意したのなら、
改めてお彼岸のお墓参りの準備するもの、マナーも復習してみましょう。
もし、改めてお寺さんでお彼岸を行うのであれば、
お寺さんの主催する「彼岸会」の流れを把握しておきましょう。
たいがい読経や法話などを聞く機会が開催されるようです。
また、じぶんの御先祖さまのお墓参りをする前に本尊様を拝み、住職さんに挨拶、
ちょっとした世間話をしてから、自分のお墓参りをするようにしましょう。
また、気になるお布施の相場ですが、お寺さんの規模や形態にもよりますが、
3,000円から10,000円前後が相場のようです。
ご自身の御先祖様のお墓参りは、特に彼岸だからといって特別な事はしなく、
通常のお墓参りと同じです。
お墓を掃除してあげて、お彼岸用のお花を飾ってあげて、お水を墓石にかけてあげて、
「ぼたもち」や「おはぎ」や御先祖様が好きだったものを、お供えしてあげてましょう。
その際に、直接お墓やご自宅の仏壇に直接置くのではなく、
二つ折りにした半紙においてあげましょう。
そして、今の感謝の気持ちを込めて合掌、お祈りすればいいのです。
また、お寺で行った際に、お寺さんでローソクや柄杓など借りたものがあれば、
速やかに返却して、マナーを守りたいものです。
また、お墓の周辺をごきれいに掃除をしたり、線香など火を使うので、
火の元は十分気をつけたいものですね。
まとめ
しかし、なかなかこの忙しい現代では、
お彼岸に行ってあげたくとも行けない彼岸もある事でしょう。
日頃から故人や御先祖様に感謝の気持ちを持ち、日々精進して良い行いをしていれば、
律儀にお彼岸ができない事に罪の意識を持つ事もないでしょう。
年間を通して、春分の日、お盆、秋分の日のどれか行ってあげれば、
ご自身も気持ちが救われるし、ご先祖さま、仏様の喜ぶ事でしょう。
行けない時は、気持ち感謝の気持ちを忘れない様に過ごせば、救われる事でしょう。
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