【小学生向け】
もうすぐ夏休みですね。
小学生の夏休みの宿題で大きなウエイトを占めるのが「自由研究」。
休みも終わりに近づいて、子どもさんと一緒にどうしよう、と毎年青ざめる方も多いと思います。
今年の夏休みはそうならないために、親子で小学生の自由研究歴8年、
(いずれも自治体内で上位入賞)の私が編み出した4つの決まりをご紹介します。
早めにテーマを決める
休みの終わりに慌てても、どこかの文章をまとめたり、つないだりしただけになってしまいます。
これでは高評価にはつながりませんし、子どもも楽しくありません。
普段の生活のなかで、子どもたちは必ずいろんな疑問をつぶやいています。
「なぜ梅雨になると、なんでもすぐカビるの?」
「なぜ空は青いの?」
「なぜ水が凍ると氷になるの?」
「なぜ商店街のシャッターは閉まったままなの?」
「地元の偉人の○○って人は、どんな人だったの?」
「なぜ夏越し祭で茅の輪をくぐるの?」
ほんとうに色んなことを口にしています。
このつぶやきを見逃さないようにしましょう。「それを自由研究にしようか?」と声かけをします。
自分の疑問点を自由研究にするという基本的な発想が出来るようになります。
このことは、低学年の子どもでも、自主的に取り組むきっかけになります。
また夏休みの自由研究と言っても、夏休みに入ってからスタートしなくてもよいのです。
長期の観察が必要なものは、早くから始めておいたほうが良い結果につながります。
子ども任せにしない
小学生の子どもに、皆が皆まとめる力があるとは限りません。
「積極的に」介入しましょう。
学校できっちり習っているとは限らないからです。
まとめ方を学んでいけばやがて一人で出来るようになっていきます。
私はその時間が親子の交流の時間としてたいへん貴重なものだと考えています。
かならず実験や観察や現地調査といった過程を入れる
本やインターネットで調べても、それなりの形には出来ます。
しかしながら、そのような作品の評価は低くなっちゃうのです。
受賞作品を観に行っていただければ分かると思いますが、
どの作品も理科系であれば実験や観察、
社会系なら現地調査やインタビューをおこなっています。
書き方を理解する
学校からプリントが配られたりしますが、要は次の手順を踏んでいれば問題はありません。
題(一目で何を研究するのかわかりやすく書く)
1:研究のきっかけ
ここに生活している中で生まれた疑問点を書きます。子どもらしいなぜだろうという視点が大事です。
2:研究の方法
実験、観察、現地調査、インタビューなどいろいろ方法があります。なぜその方法を選んだか書きます。
特に理系の実験観察には比較対象が出来るようにします。
3:研究の結果
理科の自由研究なら実験、観察、社会の自由研究なら現地調査、インタビューの結果を、
見た人がわかりやすくまとめます。
写真や表、グラフといったものを必ず入れます。
4:わかったこと(まとめ)
わかったことをまとめます。高学年であれば、さらに考えていけることまで書くとポイントが上がります。
以上のことをわかりやすく書きます。
模造紙、スケッチブック、ノートなど学校によって指定があればその通りに書きます。
いずれにしても見やすく書くのが一番重要です。
字は丁寧に、テーマは大きく、見出しは色を変えるといった工夫をしましょう。
誤字脱字がないかチェックも忘れずに。
まとめ
小学校の自由研究といって侮ってはいけません。
親子で取り組むなかで、子どもたちは確実にまとめ方を身につけていきます。
そうしておけば中学生になったときに自分で、うまくまとめることが、出来るようになってます。
この力は大学生になってレポートを作成する上でも大いに役立っているようです。
忙しいなか手伝うのは大変ではありますが、親子で自由研究に奮闘するのも限られた時間です。
この夏は子どもさんと一緒に、おおいに自由研究を楽しんじゃおう!
⇒フラバンジェノールの落し穴?井上順の通販番組が嘘くさくて怪しい!やらせ?
お友達にはナイショでこっそり読んで、キレイをひとりじめしてくださいね♪
楽天市場
コメント