歌舞伎初心者におすすめ演目を楽しむコツ7選!座席の取り方、服装は?

歌舞伎初心者におすすめ演目を楽しむコツ7選!座席の取り方、服装は?の記事です。

歌舞伎1

 

歌舞伎を観てきたと言うと、未体験の方に言われるのは次の4つです。

「敷居が高い。」

「お高いんでしょ。」

「何を言っているか分からないかも。」

「私のキャラじゃないし~」

いえいえそんなことはありません。

そもそも歌舞伎は江戸時代の庶民の娯楽です。

ちょっと時代背景やあらすじ、役者さんのことが頭に入っていると、難なく楽しめるはずです。

年に何度も歌舞伎を楽しんでいる歌舞伎ヲタの私が、楽しむコツを伝授いたします。

 

歌舞伎の楽しみ方!

お席をとる!

まずお席を予約します。

歌舞伎座等であれば松竹株式会社のHPで予約します。

会員になれば先行予約が出来ます。

また詳しい友人知人がいれば、最初はその方に取ってもらうという方法があります。

最近は安い席から埋まっていくことが多いそうです。

手前にチェックして早めに予約しましょう。

 

桟敷席1等席は確かにお高いかもしれません。

でも三階B席であれば公演によって異なりますが、だいたい3,000~4,000円で観ることが出来ます。

これで半日楽しめるのですからお手頃でしょ!

また歌舞伎座には一幕だけの「幕見席」という超オトクなお席があります。

価格は上演時間に比例するのですが、短い舞踊であれば1,000円程度の場合もあります。

(詳しくは松竹株式会社のHPでご確認ください)

 

役者さんの素晴らしいお衣装や息づかいや表情をガッツリ堪能したい方は、1等の良いお席、

とくに花道よりのお席をオススメします。

一方舞台全体をよく観たいという方は2階席や3階席が良いでしょう。

また「学生」の方や「一幕をリピしたい方」とか、「ココだけでも観たいのよねという方」には「幕見席」が

強い味方になってくれると思います。

 

手前に演目の予習をしておきましょう

歌舞伎2

その前に歌舞伎の様式について説明します。

文語の台詞を独特の言い回しをする歌舞伎ですが、大きく分けて「時代物」「世話物」という形式があります。

「時代物」:江戸時代より前の武家を舞台にした作品です。

時代劇です。室町・鎌倉・平安時代、あるいはもっと前までさかのぼります。

歴史上の名前で語られることが多いのですが、江戸時代やそれに近い時代は、

幕府をはばかって名前や時代を変えて演じられました。

様式美にあふれ、雅な味わいがあります。

「世話物」:こちらは一転して江戸時代の現代劇です。

町人社会や世相風俗が描かれています。

登場人物も大工や魚屋、遊女、町屋の住民といった、庶民たちを主人公にしています。

現代と同じテンポの会話劇なので、テレビの時代劇と同じ感覚で楽しめます。

 

そのほか「所作事」という舞踊があったりします。舞踊なので台詞はありません。

役者さんの美しい踊りや衣装を楽しむだけで大丈夫!!

また近年になって新しく作られた作品は「新作歌舞伎」とか「新歌舞伎」と言ったりします。

 

まず観に行く前に、演目のあらすじや時代背景を予習します。

人間関係がややこしかったりするので、そこら辺もしっかり予習します。

いつごろの話で、どんな時代背景があって、どういった人間関係で…とわかっていると、

舞台が始まってからすんなり入っていけます。

仇討ちものなら、主人公が誰で、仇役が誰。

なぜそうなったか…くらいは押さえておきましょう。

 

出来ればおしゃれしておでかけしましょう

歌舞伎はもともと庶民の文化なので、べつにドレスコードが決まっているわけではありません。

もちろんTシャツとGパンでもよいのですが、ビーチサンダルではさすがに居心地は悪いかもしれません。

ただ1等席といった良いお席なら、思い切ってバシッとお着物を着て出かけませんか?

ちなみに歌舞伎役者さんも、「着物率が高いとテンションが上がる」と言われていたりします。

舞台は役者さんだけでなく、観客の力で盛り上げるものなので、お着物で観に行かれるのをオススメします。

 

時間にゆとりを持って出かけましょう

開演後にゴソゴソと入って来たりするのは、集中して観劇している他のお客さんに迷惑です。

よほどの理由がなければ遅れずに席に着いているようにします。

開演前のロビーで、その日の筋書を買って一通り目を通す、くらいの余裕が欲しいですね。

 

筋書(すじがき)は買いましょう

筋書(パンフレット)には演目、役者さんの写真、配役、場面ごとのあらすじ、みどころが書かれています。

劇場に着いたら真っ先に買って、場面ごとのあらすじや見所を押さえておきましょう。

これからの舞台が、がぜんわかりやすくなるはずです。

筋書は記念にもなりますし、後々読み返す楽しみになりますよ。

 

イヤホンガイドは借りましょう

イヤホンガイドでは、場面の説明、見どころ、言葉の説明をしてくれます。

これさえあれば、言葉がわからないかもしれない、といった不安はなくなりますし、

場面の展開がスムーズに理解出来ます。

何度もその演目を観ている、よほどの通の人でなければ、イヤホンガイドを借りるほうがよいと思います。

歌舞伎座には、さらに字幕ガイドもあります。

台詞が台本通りに表示されたり、解説があったりするのでわかりやすいのですが、

画面に気を取られて、舞台の役者さんの演技に集中出来ないとの声もあります。

 

幕間を楽しみましょう

歌舞伎3

だいたい歌舞伎の上演時間は4~5時間です。

映画と比べて長いな~と思われるかもしれませんが、休憩時間があるので大丈夫です。

間に30分の大きな休憩が一回あり、たいていの人はその時間に食事をします。

とくに歌舞伎座には、高級料亭からお弁当、軽食まで売られています。

予約が出来るものもあります。

またチケットの半券を見せると劇場外に食べに出ることも可能。

役者さんひいきのお店でお昼をさっとすませる、なんてことも可能です。

 

まとめ

歌舞伎4

歌舞伎初心者におすすめ演目を楽しむコツ7選!座席の取り方、服装は?まとめ

意外とリーズナブルで親しみやすくて敷居が低いとおわかりいただけたかと思います。

「行ってみようかな?」という気持ちになりましたか。

私的には「勧進帳」、「義経千本桜」、「東海道四谷怪談」、「女殺油地獄」、「怪談乳房榎」あたりを、

初心者の方にオススメしたいです。

それでもまだ躊躇している方は、コクーン歌舞伎やスーパー歌舞伎を一度ご覧になってください。

とくに今大評判の「ワンピース」は、歌舞伎初心者の方でも楽しめること間違いなし!

ですよ。

 

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