【お盆】お彼岸とお盆の違いは?お供えはぼたもち、おはぎ どっち?

お彼岸とは?

お彼岸1

「お彼岸」、「お盆」、どちらも、共通のイメージはお墓参りをする日だという感覚ですよね。

確かにそうなんですが、では「お彼岸」と「お盆」の違いについて説明してよと言われると、

自分では分かってるつもりなのか、どうだったのか困ってしまう場合は多いのではないでしょうか。

 

違いを一言で片付けると、「お盆」も「お彼岸」も、どちらも先祖供養をする日ということです。

「お盆」は、ご先祖様が自ら私達のところまでやってきてくれるのをお迎えして、供養して、

そして感謝とともに再び送り出すのに対して、「お彼岸」は、一年の中でこの世のあの世が

最も近くなる日とされていることから、私達がご先祖様の元に出向いて供養をする、

という違いがあります。

 

 

お彼岸の期間は、

秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間

 

彼岸入り         9月19日(月)

中日、秋分の日   9月22日(木)

彼岸明け      9月25日(日)

秋のお彼岸を過ぎると太陽の光も少し弱まり、暑さも和らぎます。

春分と秋分は、いずれも二十四節気のひとつで、暦の上では春と秋の折り返し地点となります。

そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、

秋分以降は秋の夜長に向かいます。

暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、

厳しい残暑や寒さも目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。

そして、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。

自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、

彼岸のころには和らいで楽になるよ……「暑さ寒さも彼岸まで」には、

励ましの意もあったのです。

 

日本の風流な言い回しですね。

 

お彼岸といえば、真っ赤な彼岸花!

開花期間がたったの1週間ほどなのに、

秋の彼岸と時を同じくするかのように妖しく美しく咲く彼岸花。

あの世とこの世が最も通じやすい時期に咲く、都市伝説的なストーリーがありそうな花でもあります。

 

お彼岸に咲いて、昔は土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味もあって、

墓地などに植えられている事が多かったため、

「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」

のようなちょっと怖い呼び名もついています。

 

また、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、サンスクリット語で「天界に咲く花」の意味で、

おめでたい兆しとされています。

私は大好きですが。

 

彼岸花の花言葉は、「悲しい思い出」だそうです。

墓前に咲いた彼岸花を眺めながら、亡き人を偲んで悲しみがよみがえる、

そういう想いからつけられたのではないでしょうか。

 

 

お彼岸のお布施の相場は?

お彼岸には、お墓参りに行く方が多いと思いますが、

その他にお寺では「お彼岸法要」が行われます。

お寺が開催する合同のお彼岸法要で、これに参加する場合にはお布施を包みます。

一般的に相場は3,000~10,000円となっているようです。

お寺での合同のお彼岸法要ではなく、

自宅にて個別のお彼岸法要を行う場合の相場は30,000~50,000円となっており、

さらにこの他にお寺から自宅までの距離によってはお代として3,000~5,000円を

別に包むのが一般的なようです。

 

お布施とは、仏教の慣習の一つで、

『六波羅蜜』(煩悩や迷いを捨て、涅槃・極楽に到達するための6つの修業)の一つ

(布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧)とされています。

布施とはサンスクリット語でダーナ(檀那)と言って、人に分け与えること、という意味があります。

お布施をする家を檀家と呼びますが、これも檀那からきている言葉とされています。

 

お彼岸のお供え物は?掛紙(かけがみ・のし)は?

お彼岸には、お寺にお供えやお布施としてお菓子・お茶菓子を持参したり、

知人や親戚の家にお供え物を持って訪問したりする場合があります。

お供え物の掛紙(かけがみ)は、それぞれの用途によって水引の種類の掛紙(かけがみ)の

書き方が異なります。

慶事で贈る品物では熨斗紙(のしがみ)と言われる「のし」が描かれた紙をつけるため、

包装紙に掛ける紙を「のし・熨斗紙」と呼ぶことが多いですが、熨斗紙(のしがみ)も含めた

贈り物に掛ける紙を正式には「掛紙・掛け紙(かけがみ)」といいます。

お供え物や御礼のときにはお祝い事ではないので熨斗(のし)が

描かれていない掛紙を使います。

 

 

お彼岸にお供え物をいただいたお返しは?

お菓子、お茶、ミニタオルなど、

回忌法要のお返しと同じような品物を選ぶことが一般的です。

 

実は花の名前からきていた”ぼたもち”と”おはぎ”の意味

お彼岸2

お彼岸のお供え物との定番といえば「ぼたもち」と「おはぎ」。

大きいのがぼたもちで、小さいのがおはぎ?

こしあんがおはぎで、粒あんがぼたもち?

米粒が残っているのがおはぎで、完全に餅になっているのがぼたもち?

呼び名は全く違いますが、実は同じものって知ってましたか?

炊いた米を軽くついてまとめ、たっぷりの餡で包んだ和菓子として作られるのが一般的です。

「牡丹」の花は、大きな花ですから「牡丹餅」は大きめに、

「萩」は小さな花なので「お萩」は小ぶりに作られるようになりました。

 

同じものなのですが、呼び方が時期によって変わるので、よくごっちゃになりがちですよね。

では何故、呼び方が、二通りもあるのでしょうか?

「ぼた餅」の「ぼた」は「牡丹」のことで、牡丹は春の花ですね。

「はぎ」は「萩」のことでで、秋の草花である萩に由来されているんですね。

そう、呼び方は、季節で分けているんです!

春のお彼岸に食べる場合は、「ぼた餅」

秋のお彼岸に食べる場合は、「おはぎ」

と、使い分けて呼んでいるだけなんですね。

 

実に、四季のある日本らしい風流な呼び方でしょう。

ですから、「ぼたもち」と「おはぎ」は、

それぞれ「牡丹餅(ぼたもち)」、「お萩(はぎ)」と漢字で書きます。

これは、春のお彼岸の頃には「牡丹(ぼたん)」の花が咲き、

秋のお彼岸の頃には「萩(はぎ)」の花が咲くことに由来しています。

 

あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、

それが先祖の供養と結びついたと言われています。

 

まとめ

秋分の日の前後の休みの繋がりを秋の連休(シルバーウィーク)と呼びますが、

そもそもなぜ、秋分の日が国民の休日となっているのでしょう。

その理由は、「祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ」日とされてい流からなんです。

秋分の日を中日とした前後3日間(計7日間)を秋のお彼岸と言い、

お墓参りや先祖供養の法要を行うのです。

また、秋分の日は昼と夜の長さが同じとよく聞きますが、、このことがお彼岸にどう

結びついているのでしょうか。

昼と夜の長さが同じということはすなわち、太陽が真東から昇って真西に沈むことになります。

仏教の世界では西方浄土と言って西には極楽があると言われているので、

真西に太陽が沈む秋分の日は仏様に祈りを捧げるのに最適な日とされたのです。

 

春のお彼岸の頃には「牡丹(ぼたん)」の花が咲き、秋のお彼岸の頃には「萩(はぎ)」の花が

咲くことから由来しています。

 

秋分の日がお彼岸として先祖供養の日となったのには、

このような色々な意味や由来があったんですね。

 

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