今年も猛暑???
ラニーニャ現象?
エルニーニョ現象は聞いたことあるけど、ラニーニャ現象って何でしょう。
あまりニュースでも聞いた記憶がない。
実はこの語源は、ペルーの漁師さんが名づけたと言われているんです。
エルニーニョはスペイン語でEl Niñoと書き、男の子を意味します
一般の子供ではなく、「幼子イエス・キリスト」の事です毎年クリスマスのころになると
海水温が高くなるということで、クリスマスにちなんで命名されたものなんです。
ラニーニャ(La Niña)はスペイン語で「女の子」を意味します。
言葉の意味を知っていれば、なんとなくで理解できるかもしれませんが、ラニーニャ現象とは、
太平洋赤道域の中部から、南米のペルー沖にかけての海域で、海面の水温が平年に比べて
低くなり、その状態が1年以上続いた時のことです。
要するに、エルニーニョ現象と逆の状態に。
『エルニーニョ』と『ラニーニャ』。
あゝだから、エルニーニュの反対でラニーニャと呼び始めたんですね。
まあ、解りやすくて良いですが。
2014年ごろから、世界ではエルニーニョ現象がたびたび発生していますよね。
そのため気象庁は、2014年、2015年ともに夏は冷夏になる可能性がある、と発表していましたが、
現実は、かなりの猛暑が続く、ひどい暑さの夏だったことを思い出します。
以前よく聞いていた冷夏や暖冬など、気象庁の予測は、あまりあてにならないな、
という印象を持った人も少なくないのではないでしょうか。
そんな中、先日、気象庁は、エルニーニョ現象が収束し、今度はラニーニャ現象が起こ
るかもしれない、と発表しました。
さて、ラニーニャ現象が発生すると、日本にはどんな影響を及ぼすのでしょうか?
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の中部から、南米のペルー沖にかけての海域で、
海面水温が平年に比べて高くなり、かつその状態が1年以上続いた時のことを言います。
エルニーニョ現象が発生すると、世界中で何らかの異常気象が起こると言われており、
日本では、夏頃に太平洋高気圧の張り出しが弱まり、冷夏になりやすい傾向があるようです。
また、冬になると、西高東低の気圧配置が弱まるため、気温が高くなって、
暖冬になる傾向があるそうです。
しかし、あくまでもただの推測であることを留意しておかなければなりません。
エルニーニョ現象の原因や、そもそもエルニーニョ現象によって、世界の天候にどんな
影響があるかというのは、解明されていないのです。
冷夏や暖冬になりやすいというのも、過去の傾向から予想しているだけであって、実際に、
2014年も2015年も夏は冷夏になることなく、猛暑続きのとても過ごしづらい夏でしたよね。
つまり、エルニーニョ現象が起きたからと言って、必ず冷夏や暖冬に繋がるということは
ないわけです。
そのエルニーニョ現象は収まるようですが、気象庁によると、今度はラニーニャ現象が起る
可能性があると発表しています。
今度はなにがおこるの?
ラニーニャ現象も、エルニーニョ現象同様に、世界の天候に影響を及ぼすと言われています。
夏に発生すると、太平洋高気圧が北に張り出すため、猛暑になりやすく、
冬になると、西高東低の気圧配置が強まって、寒冬になりやすくなるのです。
気象庁によれば、夏にラニーニャ現象が起こる可能性があると発表していますが、うーん、
何かはっきりしなくて解りにくい。
実は、ラニーニャ現象も、エルニーニョ現象同様に、なぜ起こるかという原因や、具体的に、
天候にどのような影響を及ぼすかということについては、はっきりと解明されていないんですって。
でも、逆に普通って何なの? と思ってしまいます。
今年の夏は猛暑!
どうやら気象庁によれば、夏にラニーニャ現象が起こることで、日本の夏が『猛暑』に
なるという予想をしているようです。
実際に、エルニーニョ現象が収束した年にラニーニャ現象が発生したケースの2010年には、
日本の夏の平均気温が統計を取り始めてから、過去最高になっています。
といっても、ここ数年は、毎年のようにとても暑いですよね。
猛暑になるといっても、結局いつもと変わらない。というだけなのではないかと思うのですが。
そもそも、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も、発生する原因や、現象によって天候にどんな
影響があるかは解明されていません。
猛暑になりやすいというのは、ただの傾向であって、実際に猛暑と結びついているかは不明なのです。
なんだか、影響があるようなないような分かりにくいですね。
台風との関係もいろいろあるようですが、実際のところ不明。
過去にもあったラニーニャ現象
じつは2010年にもラニーニャ現象が起こっています。
ラニーニャ現象が起こると日本では空気が乾燥してしまう日が多くなり雨が少なくなります。
それにより梅雨も短くなってしまいます。
空梅雨っていうやつですね。
晴れの日が多くなるために、猛暑が続いてしまうという感じです。
逆に、冬には寒さが一層厳しくなり、雪などの被害が増えてしまいます。
それにしても夏は熱くなり冬は冷え込むなんて、厄介な気象ですね。
ところで、2010年のラニーニャ現象はどんな感じだったのでしょうか。
こんな社会現象が起こったそうですよ。
私たちの生活にこんな影響が!
・ガリガリ君が猛暑の影響で1日150万本売り上げた時もあり、品薄になった。
・サントリー発売のオールフリーが猛暑の影響で製造が追いつかなくなり品薄になった。
・猛暑の影響でスギ・ヒノキがよく育ち、翌年の花粉症が例年よりも飛散した。
・養殖物が海水温度の上昇で大量に死んでしまった。→ホタテ・牡蠣などの値上げ
・野菜の成長遅れでトマト・ネギなどの野菜価格が高騰してしまった。
他にも猛暑の影響でマツタケが大豊作になったようです。
これはラッキーだったかも。
まとめ
気象庁からの先日の発表では、南米ペルー沖で海面水温が低くなるラニーニャ現象の
発生時期が、当初見込みの夏から秋以降にずれ込む可能性が高くなったとする監視速報を
発表したそうです。
ただ既に平年より海面水温は低めに推移しているために、その影響で太平洋高気圧が強まり、
日本が猛暑になるとの予測に変化はないのだそうです。
やっぱり、暑いのね。
お部屋の中にいても熱中症になることがあるらしいので、皆さん、
水分補給はしっかりと行いましょう。
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