これであなたの着姿はカンペキ!!
いよいよ浴衣の季節ですね。
とりあえず着てみたけど、これでイイのかしら?おかしいところはないかしら?
初心者さんは鏡の前で、とっても気になると思います。
そんな方のために、着付け講師の免許も持っている私が、
気を付けるポイントを8つにまとめてみました。
目次
左手側が上前に来るように着ていますか?
前で上前と下前を重ねた時に、左手側がにくるように着付けます。
わかりやすく言うと、右手が懐に入るように、と覚えたら間違いません。
洋服では、右手側が上にきているのでうっかり間違える人も多いのです。気を付けましょう。
これは男女とも同じです。
洋服は男女で前合わせが違いますが、着物は男女とも左手側が上にきます。
この左手側を「上前」、右手側を「下前」と言います。
すそ線はちょうどの長さですか?
お着物の場合と比べて、少し短めに着付けます。
だいたいくるぶしの位置で、かかとが見えるくらいです。
時々短すぎる方がいます。
個性的な着方とは思いますが、おとなの女性には見えません。
もし古典的な浴衣をきちんとお召しになるのなら、短すぎないほうがキレイですよ!
すそつぼまりのシルエットですか?
これ、とっても大事なんですよ。
すそがAラインというのは、太って見えて野暮ったいのです。
浴衣や着物を着る時に、上前下前それぞれの褄先(つまさき:左右のすその先)を少し上げます。
下前は10~15センチ、上前は7~8センチくらいでしょうか。
そうするとすそが筒の形につぼまって、きれいなシルエットになります。
衣紋は抜けていますか?
浴衣は衣紋抜きがありませんから、浴衣を着て胸ひもを結んでから背中のしわを取った後、
背中心を真下に引っ張り下ろして衣紋を抜きます。
だいたいこぶし1つ分、えりとうなじの距離を離すとよいでしょう。
詰まりすぎても窮屈に、開けすぎはだらしなく見えます。
衣紋の抜き加減は、着物の格と年齢で決めます。
若い方は詰め気味に、年配になると開け気味にします。
浴衣は一番格の低い着物なので、あまり抜きすぎないようにしましょう。
背中心が背中の真ん中にきていますか?
後ろから見た時、背中心がゆがんでいると台無し!
着付けている途中でも、ずれていないか鏡で何度も確認するようにしましょう。
えりの合わせ具合はどうですか?
だいたいのど元が隠れるぐらいの位置がスッキリとした印象です。
詰まりすぎても苦しいですし、開けすぎはだらしないです。
胸の大きい方は、えり合わせが難しい場合が多いです。
和装ブラやさらしを使って、上手に胸をつぶしてください。
そうすればえりがガバガバしてくることもなく、着崩れもありませんよ。
背中はしわくちゃになっていませんか?
背中心と並んで後ろ姿で気になるのが、背中のしわです。
気を付けて、しわになっていないか鏡で確認しながら着付けましょうね。
おはしょりはスッキリ決まっていますか?
おはしょりは長すぎても短すぎてもおかしいです。
だいたい人差し指くらいの長さになるようにします。
またおはしょりの部分は1枚分になるようにします。
上前の1枚にするともたつかずきれいです。
まとめ
細かく言うと他にもありますが、この8点が出来ていたらまずは合格!
一度でうまく出来る方は少ないです。何度も練習してコツを早くつかんでくださいね。
補足までに動画を貼り付けておきます。
参考にしてくださいね。
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