新潟観光!春日山城跡で「越後の虎,義の武将」上杉謙信の心に触れる!

春日山城跡は新潟県上越市にある!

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戦国時代の武将であなたがもっとも好きなのは?

ネット「人気武将ランキング」では、

 

1位は真田幸村-これはやはりNHK大河ドラマでしょうね。

2位は織田信長-やはり根強い人気です。

そして

3位は今回の主役上杉謙信!

「越後の虎」「信長が最も恐れた武将」そして「敵に塩を送る」という言葉を生み出した

逸話でも知られる「義の武将」として有名です。

 

そんな上杉謙信の居城をご存知でしょうか?

そう春日山城ですね。ではどこにあるでしょうか?…ご存じない…(泣)。

春日山城は現在の新潟県上越市にあります。

 

さて夏も終わり、散策に適したシーズンがやってきました。

春日山城をバーチャル散策してもらいその魅力の一端を知っていただいた上でぜひ、

現地にも来てもらえればと思います。

 

上の写真が春日山城跡です。

山頂より少し下の段条になっている場所が二の丸や三の丸跡で山頂が本丸、

天守台跡になります。

 

城跡は田んぼが広がるのどかな光景の中にあります。

城跡―それも人気武将の居城跡はにぎやかな観光地になっていますが、

こののどかさが良くも悪くも春日山城跡の「らしさ」です。

 

春日山城を学ぶ

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春日山城跡に行く前に、その途中「上越市埋蔵文化財センター」(入場無料)で、

上杉謙信と春日山城について勉強していくのがお勧めです。

ほぼ常設に近い形で「謙信公と春日山城展」が開催さており、

上杉謙信の生涯や春日山についてビデオや模型クイズ形式で分かりやすく展示されています。

運が良ければ“上杉謙信”や“上杉軍の武者”の解説を聞くことができます。

 

春日山神社に上杉軍!

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クネクネと坂を上ったり下りたりしながら春日山中腹近くの駐車場へ。

車を降りると長ーい石段が…。

これを登らなければお館様(謙信公)のところには行けないのです。

息を切らせながら登ると…そこには上杉謙信を祭神とする「上杉神社」です。

ちなみにこの神社、童話「赤いろうそくと人魚」の作者小川未明さんの父君が

建立した神社です。

謙信公がこの奥にいると思いつつ少しドキドキしながら参拝しましょう。

 

土日休日なら神社の境内では“上杉謙信”をはじめとした上杉軍が演武をします。

そう、埋蔵文化センターで説明してくれた人たちで、

その名も「上杉おもてなし武将隊」といいます。

剣舞は見事ですが、時々機械の調子が悪くなるとMCがポンコツになって爆笑ものです。

追っかけもいるほどの人気者なんですよ。

 

春日山一の賑わいスポットとは…

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参拝を終え、神社左へ、小さくて商売っ気の薄そうな土産物店2店の前を通り右上方へ、

視線をやると…。上杉謙信公の銅像です!

 

謙信公の目は北東の方を見ています。その視線の先は、

武田信玄と5度戦った川中島か、それとも甲斐の国でしょうか?

 

像の足元にも、これまた小さな土産物店。その向かいには…!?

車が5台ほど止められるスペースが!

そう、あの階段をヒーヒー登らなくても、平日ならばここまで車で来れるんですね。

こんな観光地ありませんよ。平日はほとんど人影がなく、休日でもそんなに多くない。

上越市、いや新潟県の宣伝の下手さを体現した観光地なのです。

けれど静かだからこそ、謙信公の時代にゆっくりと思いをはせられる利点もあるのですが。

正直、もうちょっとにぎわってほしいところ。

 

春日山天守台めざせ!

再び神社方向へ戻り、登山道へ。途中には「土塁」や「空堀」が当時のまま残っています。

“ニセ謙信”の話では塩と土を混ぜて作られているので今日まで残っているとのこと。

すごいですねー。

 

直江兼続の屋敷跡に行く前に「虎口(こぐち)」という、

急斜面に作られた細かいヘアピンカーブの連続を登ります(これがきつい)。

そして上杉謙信といえば「毘沙門天信仰」。

天守台より少し下には謙信が祈ったという毘沙門堂があります。

 

何年か前の国営放送で阿部寛さん演ずる謙信は洞窟で祈っていましたが、

実はお堂だったんですね。

ここでも願い事をします。

あと少しで頂上―天守台です。

 

いよいよ本丸、そして天守台

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やりました!とうとう天守台です。

ここで謙信がいろいろなことを考えていたと思うと感慨深いものがあります。

信玄との戦い、北条攻めや上洛を決意したのもここ春日山であり、

そして上洛決行を目前に脳溢血で生涯を閉じたのも…。

 

眼下には頚城平野が広がり、

視線を右にやると信越国境の山々が連なっています

(写真はありませんが、ぜひご自分の目で確かめてください)。

目を閉じると通り抜ける風の中に謙信の息遣いが聞こえてきそうな気がします。

これが謙信が生きた地の魅力です。

 

謙信亡き後に跡目を継いだ上杉景勝は会津、そして米沢と移封されます。

それとともに謙信の亡骸もこの地から転々としました。

そして上杉家は長く米沢の藩主を務めます。

それがゆえに謙信時代のものも米沢に多くあるのも事実です。

 

しかし、「謙信が生きた」のはまごうことなくこの春日山です。

その春日山の存在(多少しょっぱいですが)は新潟県の自慢であり誇りであります。

また春日山近くには謙信が幼少期に学んだ寺であり、

謙信の墓(謙信公はいませんが)や川中島合戦の戦死者を弔っている「林泉寺」もあります。

謙信ゆかりの品も多くないとはいえありますので、こちらへもどうぞ。

 

春日山へのアクセスは上越市観光振興課上越観光コンベンション協会のホームページか、

攻城団のホームページをご覧ください。

 

注意!!

春日山は2016年7月の豪雨で三の丸の一部や、

登山道の一部が崩れるなどの被害を受けました。

現在は山頂まで行けますが、行けるルートは限られていますのでご注意ください。

最新情報は上越市役所までお問い合わせください。

 

関係連絡先

上越観光コンベンション協会

〒943-0171 新潟県上越市藤野新田175-1 (上越観光物産センター内)

TEL:025-543-2777 FAX:025-545-1113 E-Mail: jtca@joetsu.ne.jp

春日山神社 025‐525‐4614

 

まとめ

1,人気の高い戦国武将上杉謙信の居城春日山城は、

新潟県上越市の観光地らしからぬのどかな風景の中にある。

 

2,春日山城跡に行く前には「上越市埋蔵文化財センター」で予備知識を入れてから。

 

3,春日山神社の祭神は上杉謙信公で、

休日になると「上杉おもてなし武将隊」が見事な剣舞と、

グダグダで爆笑確実なMCによるショーを見せてくれる。

 

4,謙信公銅像周辺にはしょっぱい土産物店があり、観光地とは思えない静けさを見せている。

 

5春日山城跡は昔ながらの土塁や家臣たちの屋敷跡が残っており、

まさに謙信が生きて活躍した場所であり、それだけでも十分価値のある城跡

 

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